【原神】PS4版終了…おすすめ移行先は?PC・スマホ・PS5を徹底比較
人気オープンワールドRPG「原神」のPS4版サービスが、段階的に終了していくという公式発表がありました。
長年PS4でテイワットの冒険を楽しんできた旅人さんにとって、今後のプレイ環境をどうするかは大きな問題です。この記事では、目前に迫った原神のPS4版終了に際して、おすすめの移行先はどこなのか、それぞれの選択肢を詳しく解説します。
移行先候補のPCを選ぶ際の注意点や、移行先候補のスマホはスペックが重要であるという事実、そして最も有力な移行先候補はPS5なのかという疑問まで、あなたのプレイスタイルに合った最適な環境を見つけるための情報をお届けします。
- 原神PS4版がサービス終了する具体的な理由と詳細スケジュール
- 移行先候補となるPC・スマホ・PS5のメリットとデメリット
- 各プラットフォームの要求スペックと費用の比較
- 最終的にどの移行先が最もコストパフォーマンスに優れるか
目次
原神PS4終了後のおすすめ移行先を徹底比較

- 原神PS4版のサービスが順次終了へ
- 移行先候補のPCを選ぶ際の注意点
- 移行先候補のスマホはスペックが重要
- 最も有力な移行先候補はPS5
- 原神PS4終了後のおすすめ移行先まとめ
原神PS4版のサービスが順次終了へ
2024年6月、開発・運営元のHoYoverseは、PlayStation 4版「原神」のサービスを今後のバージョンアップに伴い段階的に終了していくことを正式に発表しました。長くPS4で冒険してきた旅人さんにとっては、非常に重要なニュースです。
まずは、サービス終了の理由と今後の具体的なスケジュールを正確に理解しておくことが重要になります。
サービス終了の主な理由
今回、サービス終了に至った最大の理由は、公式発表によると「デバイス性能やプラットフォームにおけるアプリケーションサイズの制限」です。簡単に言えば、PS4本体の性能と、増え続けるゲームデータの容量が限界に近づいている、ということです。
原神は今後も大規模なアップデートが予定されています。これらの高品質なコンテンツをPS4で安定して提供し続けることが困難になったため、プレイヤーに最高のゲーム体験を提供し続けるための決断が下されたと言えるでしょう。
「PS4の性能と容量の限界」が理由ということは、移行先を選ぶ上で最も重要なポイントになります。単に「動けば良い」ではなく、将来的なアップデートにも余裕をもって対応できるスペックのプラットフォームを選ぶ必要がありますね。
今後の詳細スケジュール
サービス終了は以下の3段階で進められます。特に最終的にログインできなくなる日付は必ず確認しておきましょう。
第1段階:ゲームの配信停止
2025年9月10日(水) 07:00 (JST)
この日時以降、PlayStation StoreでPS4版『原神』を新規に検索・ダウンロードできなくなります。
第2段階:ゲーム内アイテム販売の停止
2026年2月25日(水) 07:00 (JST)
この日時以降、PS4版での創生結晶のチャージなど、ゲーム内アイテムの購入が一切できなくなります。
第3段階:ゲームのアップデート停止(プレイ不可)
2026年4月8日(水) 07:00 (JST)
この日時をもってPS4版のアップデートが停止し、PS4から『原神』にログインすることが完全にできなくなります。大切なプレイデータを失わないよう、この日までに必ずデータ移行を完了させましょう。
幸い、原神はクロスセーブに対応しているため、HoYoverse通行証を介してPCやスマートフォン、そしてPS5へとデータを引き継ぐことが可能です。この機会に、ご自身のプレイスタイルを見直し、最適な移行先を検討することが求められます。
移行先候補のPCを選ぶ際の注意点

移行先の選択肢として、まず有力候補に挙がるのがPC(パソコン)です。特にゲーミングPCであれば、原神の美しい世界を最高の設定で楽しむことができ、魅力的な選択肢の一つと言えます。ただ、PCを選ぶ際にはいくつかの注意点があります。
PC版のメリットとデメリット
PC版への移行を検討する上で、メリットとデメリットを正しく理解しておく必要があります。
項目 | 内容 |
---|---|
メリット | ✅ グラフィック設定の自由度が高い(最高画質・高フレームレート) ✅ キーボード&マウスでの快適な操作(特に弓キャラなど) ✅ ゲーム以外の用途にも活用できる |
デメリット | ❌ 初期投資が高額になりやすい ❌ ある程度のPC知識が求められる ❌ 推奨スペックを満たさないと快適に動作しない ❌ セキュリティ対策を自分で行う必要がある |
最大の魅力は、やはりグラフィック性能を最大限に引き出せる点でしょう。PS5を超える画質設定も可能で、テイワットの風景をより美麗に、キャラクターの動きをより滑らかに表現できます。一方で、その性能を引き出すためには、それ相応のコストがかかるという現実も無視できません。
要求スペックと費用の問題
原神のPC版を快適にプレイするためには、公式サイトで示されている「推奨スペック」を満たすPCを用意することが望ましいです。ここで重要なのは、今回PS4版がサービス終了する理由が「性能と容量の限界」であったという点です。
したがって、最低限動作するPS4と同程度の「最低スペック」ではなく、今後のアップデートも見据えて「推奨スペック」以上のPCを選ぶことが賢明な判断と言えます。
原神のPC版 推奨スペック
- OS: Windows 10 64-bit
- CPU: Intel Core i7 または同等のもの
- メモリ: 16 GB RAM
- GPU: NVIDIA GeForce GTX 1060 6GB 及びそれ以上の性能を持つもの
- ストレージ: 150 GB以上の空き容量を推奨
(参照:HoYoverse公式サイト)※今後のアップデートで要求容量はさらに増加する可能性があります。
この推奨スペックを満たす新品のゲーミングPCを購入しようとすると、安くても12万円~15万円程度の予算が必要になるのが一般的です。これは、PS5本体の価格(約7.3万円)と比較すると、倍近い出費となります。もちろん、PCはゲーム以外にも様々な用途で使えるため一概に高いとは言えませんが、純粋に「原神の移行先」として考えると、コスト面でのハードルは高いと言わざるを得ません。
移行先候補のスマホはスペックが重要

次なる移行先候補は、スマートフォンです。既に多くの方が所有しており、最も手軽に始められる選択肢に思えるかもしれません。しかし、スマホでPS4と同等かそれ以上の快適なプレイ体験を求めるのであれば、端末のスペックが極めて重要になります。
スマホ版のメリットとデメリット
スマホ版の最大のメリットは、その携帯性です。通勤・通学中や休憩時間など、場所を選ばずにプレイできるのは大きな魅力です。しかし、快適性という点では多くのデメリットも存在します。
- メリット:
- いつでもどこでもプレイできる手軽さ
- ハイスペックな端末を持っていれば追加投資が不要
- タッチ操作が直感的
- デメリット:
- バッテリー消費が非常に激しい
- 本体が著しく発熱しやすい
- 画面が小さく、操作の正確性に欠ける
- 要求スペックが高く、多くのストレージ容量を消費する
- 長時間のプレイには向かない
「手軽さ」と「快適さ」はトレードオフ
スマホ版はあくまで「出先でデイリー任務をこなす」といった補助的なプレイスタイルに向いています。PS4でじっくりと腰を据えてプレイしていた方にとって、スマホをメインのプレイ環境にするのは、操作性や快適性の面で大きなストレスを感じる可能性が高いでしょう。
最新ハイエンドモデルが必須レベル
「原神が動くスマホ」と「原神が快適に動くスマホ」には、大きな差があります。特にグラフィック設定をある程度上げて60fpsで安定してプレイするためには、iPhoneであればProシリーズの最新モデル、Androidであれば各メーカーのハイエンドモデルといった、非常に高いスペックが要求されます。
これらの端末は価格も15万円以上するものが多く、もし現在お持ちのスマホがミドルレンジ以下のスペックである場合、原神のためだけに買い替えるのは現実的とは言えません。「追加投資なし」というメリットは、あくまで「運よくハイスペックな端末を既に持っている場合」に限られると考えた方が良いでしょう。
最も有力な移行先候補はPS5

PCとスマホの注意点を踏まえた上で、最後に検討するのがPlayStation 5です。結論から言えば、今回のPS4版サービス終了に伴う移行先として、PS5はコストパフォーマンスと快適性の両面で最もおすすめできる選択肢です。
PS5をおすすめする最大の理由
PS5を推奨する理由は非常にシンプルです。それは、PS4版のサービスが終了する根本的な原因(性能と容量の限界)を完全に解決できるからです。
PS5への移行が最適な理由
- 将来性: PS4の後継機であり、今後の長期的なアップデートにも対応できる性能を持つ。
- 快適性: 爆速ロードで待ち時間がほぼ無くなる。安定したフレームレートと高画質でプレイ可能。
- データ移行: PS4からのアカウント引き継ぎが最もスムーズかつ簡単。
- コストパフォーマンス: 同等の性能を持つゲーミングPCよりも遥かに安価に導入できる。
特にロード時間の短縮は劇的で、ワープや秘境への挑戦、螺旋の再挑戦などが驚くほどスムーズになります。これは一度体験すると元には戻れないほどの快適さで、プレイの質を大きく向上させてくれるでしょう。
PCとのコストパフォーマンス比較
前述の通り、原神の推奨スペックを満たすゲーミングPCは12万円以上の投資が必要です。一方で、PS5(ディスクドライブ非搭載モデル)の希望小売価格は72,980円(税込)です。この価格で、原神を4K解像度・安定した60fpsでプレイできる環境が手に入ります。
もちろん、PCには汎用性という大きなメリットがあります。しかし、「原神を快適にプレイする」という目的だけに絞って考えた場合、PS5のコストパフォーマンスは圧倒的と言えますね。
PS4のコントローラーに慣れ親しんだ方であれば、PS5のDualSenseコントローラーにもすぐに馴染むことができます。ハプティックフィードバックやアダプティブトリガーといった新機能が、原神のプレイ体験をさらにリッチなものにしてくれるはずです。これらの理由から、特別な事情がない限り、PS4からの移行先としてPS5を選ぶことが最も合理的で満足度の高い選択となるでしょう。
PS5はレンタルすることも可能
「PS5が移行先に最適なのは分かったけど、いきなり7.3万円を出して買うのはちょっと…」という人もいるでしょう。その場合はPS5のレンタルサービスを利用すれば、購入するよりも安価にPS5の使用感を確認することができます。
PS5のレンタルサービスはいくつかありますが、その中でも「モノカリ」はカメラ・家電・パソコン・スマホのレンタルサービスで利用シーンにあわせたレンタル家電を提供しています。PS5に関してもレンタルすることが可能ですので、まずPS5を試してみたいという人はレンタルを検討してみてはいかがでしょうか。

原神PS4終了後のおすすめ移行先まとめ
この記事では、PS4版「原神」のサービス終了に伴うおすすめの移行先について、PC・スマホ・PS5の3つの選択肢を比較しながら解説しました。最後に、本記事の要点をリスト形式でまとめます。
- 原神PS4版はデバイスの性能と容量の限界が理由でサービスを終了する
- サービス終了は「配信停止」「アイテム販売停止」「アップデート停止」の3段階で進む
- 2025年9月10日にはPS Storeでの新規ダウンロードが停止
- 2026年2月25日にはPS4でのアイテム購入がすべて停止
- 2026年4月8日をもってPS4版のアップデートが停止しログイン不可となる
- 最終ログイン日までにHoYoverse通行証を連携しデータ移行を済ませる必要がある
- 移行先の選択肢は主にPC・スマホ・PS5の3つ
- PC版は最高画質が魅力だが推奨スペックを満たすには高額な投資が必要
- スマホ版は手軽だが快適なプレイには最新のハイエンド端末が求められる
- PS5はPS4の性能問題を解決できロード時間も劇的に短縮される
- PS5は同等性能のゲーミングPCより遥かに安価に導入できる
- データ移行のスムーズさや操作の親和性もPS5のメリット
- 特別な理由がなければPS4からの移行先はPS5が最もコストパフォーマンスに優れる
- どの移行先を選ぶにしても早めに計画を立てて準備を進めることが重要