【備忘録】MBP Late2016におけるWindows10(Bootcamp)でのWi-FIの不安定さへの対策
MacBookPro Late2016でBootcampでWindows10を使用している際、
無線LANの接続が極めて高い頻度で不安定になります。
ESSIDやWPA2キー設定等が正しくともアクセスポイントと接続できなかったり、
運よく接続できたとしても通信が頻繁に切断されたりと散々な状況。
で、結論から書くと、以下の設定変更で自分の場合は接続が安定しました。
- コントロールパネルを開く
- (表示方法:カテゴリ)ネットワークとインターネットを開く
- ネットワークと共有センターを開く
- アダプターの設定の変更を開く
- Wi-Fi(Broadcom 802.11ac Network…) > 右クリックプロパティ
- 構成 > 詳細設定のタブを開く
- 20/40共存をクリックして値:無効を選択
- 最後にOKをクリックして変更を反映
2017年の1月くらいに配信されたApple Software Updateの中に
5Ghz帯のテザリング接続を改善したと記載があったので
これで直るかなと思って適用してみましたが結果は変わらず。
Wi-Fiに接続できないと色々困るのでちょいと対策がないか調べてみたら
海外のApple系フォーラムに上記設定が紹介されていました。
ただ、AP側の設定も影響するので全ての環境でこの設定の効果があるとは限りません。
あくまで参考程度って事でお願いします。
そんじゃねー!
Contents
2017/4/17 追記
Appleのサイトに以下の記載を見つけました。
Apple Software Update を使って Boot Camp における Wi-Fi の諸症状を解決する
https://support.apple.com/ja-jp/HT207591
一応、AppleでもWi-Fiに問題があることは認識しているようですね。
Apple側から提示されている方法以下の通り。
- Apple Software Updateを実行
- 最新のbootcamp用サポートドライバを導入
MacOS側でbootcamp用サポートドライバを、再度ダウンロードし直してみましたが
Wi-Fi用のファイルは2016年11月のまま更新されていないようです。
Apple Software Updateについても、Wi-Fi関連の更新は表示されないので
新しいドライバが提供されている様子はありません。
うーん、これではたぶん解決しないんじゃないかなぁ…w
2017/7/26 追記
なんかアップデートキテタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
さっそく適用してみます。
今までは上記20/40の共存をOFFにしていても、すぐにWi-Fiに接続されなかったり
しばらく時間をおかないとpingが安定しなかったりしていたのですが、
アプデ後はそういった減少はかなり減った印象です。ただし完全に無くなった訳ではない。
ping値も安定している。ちなみにこれはスマホでテザリングしているので
ping値はまぁこんなもんだろうと思います。
ネットワークアダプターのバージョン(アプデ前)
ネットワークアダプターのバージョン(アプデ後)
ネットワークアダプターのバージョンも確かに上がっているようです。
しかし前回のバージョンアップは9ヶ月前か…。
もうちょっと早くリリースしてもいいんちゃう?
まぁ不安定さもあくまで「減った」だけであり無くなった訳でないです。
PCの起動直後やWi-FiのON/OFFをした直後、1-2分の間は通信が不安定になる事が多いです。
なんというか、このモデルはBootCampを利用するユーザーにとっては
はっきり言ってハズレモデルでしたね。
この機体はタッチバー初搭載の所謂初物モデルに該当すると思うのですが
初物には手を出すなという先人の教えはやはり鉄板なのでしょうか。