IPv6 IPoE + DS-Lite環境で使えるオススメのルーター

2020年3月1日

この記事では、自宅回線をIPv6 IPoE + DS-Lite方式にした環境下で

私が実際に使用している、もしくは過去に使用していたオススメのルーターを紹介します。

 

IPv6 IPoE + DS-Liteについては以下の過去記事で紹介しています。

 

オススメのルーター2選

「WN-AX1167GR2」(アイ・オー・データ)

「とにかく簡単に、手っ取り早くIPv6 IPoE + DS-Lite方式を始めたい!」

という場合は、こちらのルーターがオススメです。

 

最低限の設定を済ませて正しく配線すれば、すぐに運用可能で、

設定内容もマニュアルを見ながらやれば問題ないレベルです。

値段も1万円を切っているので手頃な価格帯かと思います。

 

「NVR500」(YAMAHA)

IPv6 IPoE + DS-Lite方式を使いつつ、自宅サーバも公開したい」

という場合は、こちらのNVR500がオススメです。

筆者が現在、実際に使用しているルーターになります。

 

ただし、設定についてはWN-AX1167GR2ほど簡単ではなく、コンソールでの設定等に

慣れていない人には難しいかもしれません。

また販売価格も4万円弱するためやや高めです。

 

自宅サーバとか難しいことを考えず、とにかくIPv6 IPoE + DS-Liteを使いたいという場合は

前述したWN-AX1167GR2を推奨します。

 

(補足)自宅サーバの公開に何故NVR500が必要になるのか

IPv6 IPoE + DS-Lite環境下ではIPv6の性質上、ポート変換をしてサーバを公開をすることが困難です。

 

しかし、NVR500のルーティング機能を使えば、

通常使うパソコンやゲーム機といった通信はIPv6 IPoE + DS-Lite方式に、

自宅サーバの通信はIPv4 PPPoE方式にといった具合に、

それぞれ振り分けることが可能です。

 

この機能によりIPv6 IPoE + DS-Lite環境下でも自宅サーバを公開することが可能となります。

WN-AX1167GR2にはこういった機能が搭載されていないため、自宅サーバを公開したい場合は

NVR500を用意する必要があります。

 

まとめ

・とにかく簡単にIPv6 IPoE + DS-Liteを使いたい場合は

 アイ・オー・データの「WN-AX1167GR2」がオススメ

・サーバを公開しつつIPv6 IPoE + DS-Liteを使いたい場合は

 YAMAHAの「NVR500」がオススメ

・ただしNVR500は設定がやや難しく値段も高め

今回は以上です。

IPv6 IPoE + DS-Lite環境でのルーター選びの参考になれば幸いです。