FF7リメイク体験版をプレイして良かった点・イマイチな点をレビュー
3月2日に配信となったPS4「ファイナルファンタジー7 リメイク(FF7R)体験版」を
プレイした感想について、良かった点、イマイチな点を交えて紹介します。
Contents
良かった点
グラフィックの美しさ
この点はさすがのスクエニと言ったところでしょうか。
PS4の描写能力と合わさって自分や建物など美麗なグラッフィクが構築されており
プレイしている時の没入感を高めてくれました。
従来のコマンドとアクションが融合した戦闘
戦闘はFF7無印とは異なり、アクションバトルに変更されています。
ただしアクションと言っても、ターゲットをロックして□ボタンを押せば
基本的にはターゲットを自動で追従して攻撃が当たるようになっているので
モンハンほどシビアなアクションではなく、緩めなアクションだと感じました。
また「アビリティ」「魔法」「アイテム」については○ボタンを押して
使いたいものを選択することで発動するので、FF7初代のようなコマンド要素も
残っています。
従来のコマンドとアクションを上手く融合させることで、
退屈になることなく、かつ、難しすぎることもない
絶妙なバランスで構築されていると感じました。
モードチェンジ
戦闘中は「モードチェンジ」という要素があります。
例えばクラウドには攻守のバランスが良い「アサルトモード」と
攻撃力に特化した「ブレイブモード」があります。
ブレイブモードになると移動が遅くなりますが、その分、攻撃力が増すという
特性があるようです。
モンハンであれば、スラッシュアックスの剣モード・斧モードの様な感じでしょうか。
戦闘では状況に応じてモードチェンジしていくのがポイントです。
なお、モードチェンジは△ボタンで実行できます。
バーストゲージとバーストのシステム
敵に攻撃し続けてると「バーストゲージ」が溜まっていきます。
バーストゲージはゲーム中では「HEAT」と表示されます。
バーストゲージが上限まで溜まると敵が「バースト状態」になります。
バースト状態になった敵には無防備になり、こちらの与ダメージが大きく上昇します。
FF13のチェーンゲージに似たシステムですね。
また、バースト中に固有アビリティで攻撃するとATBゲージが大きく溜まります。
ATBゲージはアビリティや魔法を使うために必要なゲージです。
バースト中にアビリティを使う → ATBゲージの溜まり具合が大きくなる
→ 溜まったATBゲージでアビリティを使う
戦闘ではこういったサイクルが重要になってきます。
属性とリミットブレイク
FFといえば属性ですが、属性の要素はもちろんのこと
初代FF7同様にリミットブレイクの要素もちゃんと実装されているのでご安心を。
イマイチな点
魔法の仕様について
戦闘中に魔法を使うにはATBゲージとMPの両方を消費する必要がありますが、
アビリティはATBゲージの消費のみで使用することができます。
MPを消費するなら魔法の発動条件にATBゲージは必要ないと感じました。
どうしても両方消費させるのであれば、魔法の効果を引き上げて欲しいですね。
なお戦闘中ではない移動中の「ケアル」については、MP消費のみで発動できます。
HPとMPの画面表示について
本作には昨今のゲームにありがちな、非戦闘時にHPとMPが少しずつ回復していくと
いった仕様はありません。
従って移動中のHPとMPの管理も重要な要素なのですが、移動中は画面から
HPとMPの表示が消えてしまいます。
戦闘終了後、操作キャラのHPやMPがどれだけ残っているか確認するには
いちいちメニューを開かなくてはならないので、不便に感じました。
雑魚戦でのガードと回避について
FF7リメイクではアクション要素としてゲードと回避の要素も追加されています。
L1でガード、Xボタンで回避することができます。
大型のボス戦では回避を使って攻撃を避けたりできるのですが、
雑魚戦だとガードと回避の重要性をあまり感じませんでした。
例えば、神羅兵なんかは回避中にも百発百中でマシンガンを当ててきます。
もしかしたら
「雑魚戦は細かいこと考えないで大剣ブンブンしてりゃいいんだよ!」
というスクエニからのメッセージなのかもしれません。
神羅ボックスが分かりにくい
マップの一部には「神羅ボックス」と呼ばれるものが配置されていて
破壊することでアイテムを入手できたりやMPが回復したりします。
しかしこの神羅ボックスが背景に溶け込んでいて分かりにくい。
同じ様にアイテムが入っている宝箱はエフェクトが付いていて
視認性が良いので、神羅ボックスもエフェクトを付けて欲しいですね。
宝箱に比べてレアアイテムが入っている、という訳でもないので。
まとめ
細かな不満点はありますが、
グラフィックは綺麗ですし、戦闘もアクションを導入して単調になりにくい工夫をしつつ
攻撃がある程度は自動追尾するといったアクションが苦手なプレイヤーにも
配慮した内容になっており、個人的には体験版は満足のいく内容です。
以上、FF7リメイク体験版をプレイしてみての感想でした。